ゴールド免許に異議あり!

2411月 - による 99a - 0 - 一般ニュース

ペーパードライバーが「ゴールド免許」をもらえる。

…果たしてそれは正しいのか。

元長野県知事で作家の田中康夫さん(60)がテレビ番組で、運転免許の「優良運転者」制度について持論を話していた。

いわゆる「ゴールド免許」とは、無事故・無違反を5年続けた優良運転者に交付される運転免許証。

自動車保険やガソリンスタンドで割引を受けられたり、免許更新時の講習時間が短くなったりと、所有者は様々な恩恵を受けることができる。

「たくさん乗って安全な運転だったらゴールドどころかダイヤモンド」

田中さんがゲスト出演したバラエティー番組「おぎやはぎの愛車遍歴NO CAR、NO LIFE!」(BS日テレ/2016年11月19日放送)では、「運転しない=ゴールド免許を改善せよ!」というテーマであった。

「(車に)乗ってない人がゴールド免許だったりする。むしろ、乗ってない人こそ半年、1年講習すべき」

と、現行制度の矛盾も指摘。その上で、「もちろん違反はいけないけれど、乗った距離と軽微な違反を相対化するべき」だとして、違反の数だけではなく、運転距離や時間も考慮して評価する必要があると訴えた。

「たくさん乗って安全な運転だったらゴールドどころかダイヤモンドのカードをくれるべき。運転していない人がなんでゴールドなのか」

と不満そうに話していた。小木博明さん(45)も、免許講習は車に乗らない人が「受けるべきものだよ」と話していた。

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ゴールド免許の21%は「ペーパードライバー」

 

「運転免許統計」(警察庁が公表/2015年版)によれば、15年に免許更新の手続きを行った人は約1681万人。

そのうち、優良運転者は約945万人で全体の56.1%を占める。

優良運転者のうち「ペーパードライバー」なのか…

楽天が運営する保険情報メディア「INLIFE」(15年4月発表)で、20歳以上の免許保持者400人を対象にした調査では、優良運転者の21.0%が「数年に1回以下しか運転していない」と回答、またゴールド免許を持っている人の5人の1人以上が「ペーパードライバー」だということになる。

一般運転者で同じ回答をした人は5.0%だった。

また同様のアンケートでも運転に「自信がない」と答えた優良運転者は27.0%で、一般運転者は7.5%と答えており、大きな差が生じている。

これで本当に優良運転者の証であるゴールド免許証を与えていいのか…